ちゅうちゅうとさらに強く、赤く腫れはじめる乳首に吸い付く。
「ふっ、ん、やっ・・・」
「乳首だけでイけそうだな・・・このまま乳首だけでイってみるか?」
「ヤっ、だ・・・」
「やって言ってもイけそうだぜ」
その言葉にサンジはふるふると首を横に振る。
「イ、イクなら・・・てめぇの感じて・・・イかせろ」
「可愛い事言うじゃねぇか」
舌舐めずりながらサンジのカボチャパンツに手を掛け、引き摺り下ろすと先走りが糸を引く。
「・・・一回イった方が良くねぇか?」
目の前に見たサンジの性器はカチカチに勃ち上がり、ピンクの先端よりだらだらと先走りの透明の蜜を垂れ流し、随分辛そうにみえる。
それでも、ゾロの言葉に頑なに頭を振る。
「は、はじめてなんだから・・・てめぇのでイきてぇ・・・」
真っ赤になった顔を隠す様に両手で覆いながら、それでもはっきりと乞う言葉に、ゾロの体温が上昇した。
先程、どこからともなく飛んで来て受け取った『LOVE LOTION』を腹巻より取り出し、サンジの固く閉ざされた秘孔に注ぎ込む様に
塗り着け、ファスナーを下げたと同時にふるりと飛び出た自らの性器にもまんべんなくそれを塗った。
サンジは惚けた視線でそれを眺めていた。
血管を浮き立たせ、ぴきぴきと腫れた様に硬く膨れた性器に自然喉が鳴る。
アレが自分の奥に挿いってくると思うだけで、サンジの秘孔が疼いた。
ゾロは、サンジの二の足を肩に担ぐとその先端を、ローションで濡れた秘孔へ宛がうと力任せに一気に根元まで押し挿れた。
慣らす為にもゆっくりと挿れた方がいいのは、理性では判っていたが、ローションによって濡れそぼった秘孔は、エロすぎる程
ヒクヒクと動き、ゾロの理性を容易く焼き切った。
「んあっ!!」
ベットのマットから背中を仰け反らせ、サンジは苦痛に喘いだが、同時に先走りを垂れ流していたピンクの先端より白濁が弾け散った。
大量にローションを塗った所為か、きちきちにゾロの性器を銜え込んだサンジの秘孔は傷付いてはいない。
「動くぞ」
それに安堵すると、ゾロはサンジの返事を待たずして腰を揺らし始めた。
「あっはぁ・・・」
イった体に、奥深くに感じるゾロの律動はサンジを十分過ぎるほど悶えさせ、まるでその動きに合わせる様に引っ切り無しにその唇から
快楽を訴える声を漏らし続けた。
その声にと煽られる様に、ゾロは腰の律動を乱暴に早める。
「ん、あッ・・・ロっ・・・ゾロ、またイ、も、イク・・・」
「ああ。何回でもイっちまえ・・・俺もてめぇの中に、何回でも射すぞ・・・」
掠れた声で言えば、サンジはどこか嬉しそうな笑みを浮かべ、こくこくと頷いた。
ゾロは一回射してもまだ足りないとばかりに、その身体より離れぬまま、体位を変え、サンジを堪能し続ける。
サンジもまた、抵抗を見せる事もなく、ゾロが求めるまま、その柔らかな肢体で受け入れ続けた。
「・・・っめぇ・・・人ん事、犯り殺すつもりか・・・?」
ゼイゼイと整わぬ息を吐き出したまま告げる初めての抗議の声は、ひどく掠れていた。
「『もっと』って腰を擦り付けて来たのはてめぇだろう?」
返事するゾロの声も掠れている。
その掠れた声を聞いただけで、サンジの身体は甘く疼く。
漸く身体が離れた今、部屋の中はすっかりと昏くなっている。
あの海岸で顔の化粧を落とされた時はまだ、太陽は昇っていた筈だった。
近くにいなければお互いの顔の表情すら見えない。
見えなくとも、ベットの上の惨状は想像に難い。
特に、サンジの下敷きとなっているピンクのワンピースは、再起不能の状態となっているだろう。
気に入っていたのに・・・。
思わず過った思いに、サンジは慌てて頭を横に振った。
もう必要のないものだ。
「あ〜風呂入りてぇ」
「入ればいいじゃねぇか・・・」
「・・・腰が、立たねぇ」
「抱きかかえて連れて行ってやろうか?」
にっと笑うゾロに一瞬、サンジは唇を尖らせたが直ぐにその腕を伸ばした。
「連れて行け」
ゾロは破顔するとサンジの腕を取り、抱き上げた。
「こ綺麗になってメシ喰ったらまた犯るぞ」
「本当にてめぇ俺を犯り殺す気か?」
「ふたりっきりでいられる時くらい・・・独占させろ」
拗ねた口調に、サンジは一瞬驚き目を見開いたが、やがて幸せそうに笑い、
「仕方ねぇなぁ・・・残さず喰えよ」
とゾロの頬に何度もくちづけた。
そして『カマバッカ島』の『お姉さま方』が航海用の小船を提供してくれるその日まで、
ふたりの蜜月は続いた。
END
擬似恋愛 翼嶺さまからいただきました!!
カマバッカの乙女サンジは衝撃でしたね・・・
どの面下げて(失礼)仲間に再会するんだろうと、
皆様それぞれず〜っと妄想されてたと思うんですが、
翼さんはゾロとの再会を『どらまちっく』という素敵なSSに書かれています。
その続編、というか番外?
本編にエッチシーンが無かったので、書いてvとおねだりしたところ・・・
俺さまグッジョブ!
リクエストした自分を自分で褒めたいです(懐)
これでもエロ控え目だそうですww
素敵な作品をありがとうございました〜vv
愛してる〜vv